引き続き入院中。
入院期間が1ヶ月を過ぎておりますので、たくさんの患者が退院していく姿を見ております。
今回も、気になったお話を紹介しますが・・・
それにしても、看護士さんというのは大変な仕事です。
今回紹介するのは、同室になった70代男性。
入院当初から、看護士さんに対して険のある物言いをしておりました。
何を聞いてもストレートに答えず・・・
●●病院はどうだったこうだったと、これまでの入院経験を語り今の病院と比較するのです。
明石医療センターが、他の病院と比較してどうなのか?
私は、詳しくないので事実は知りませんけど、それを言って何になるのか?
本当にそれが正しい情報なのかもわかりません。
今の治療に、必要な情報とも思えませんので「また厄介な奴が来たなぁ~」と思いながら見ておりました。
どうやらこの患者の治療内容は、動脈瘤の手術のようであります。
詳しいことはわかりませんが、短時間で戻ってきました。
戻ってきてからは
「痛い痛い・・・」
と、独り言を繰り返しておりました。
「トイレに行くときは、必ずナースコールを押してくださいね!」
と看護師さんに言われておりました。
転倒を防止するためです。
しかし、看護士を呼ばずにウロウロ・・・。
こけそうになることしばしばです。
そして、寒いだの痛いだのブツブツ言い続け・・・
看護士が来たときには
「痛い痛い」
と訴えるのです。
まぁ、痛いのは確かなのでしょう。
しかし、看護士さんが
「痛みはどれくらいですか?10段階でいうと、どれくらいですか?」
と問いかけても
「痛い痛い・・・」
と答えるのみ。
「痛み止め飲みますか?」
と問いかけても
「いらんわ」
とつっけんどんな答え。
元々、無口な御仁なのか?
心を閉ざしているのか?
しかし、時々やってくる若い女性(姪)が来ると多弁になり、テレビ番組の話や最近の世相について一人でベラベラ話し始めるのです。
この違いは、何なのでしょう?
そしてある日、今度は便秘だと看護士に訴えているのですが・・・
「お薬飲みますか?」
と問われても
「いらん」
といつもの調子。
「2回ほど飲まれたようですが、効果はなかったですか?」
と問われても
「そんなもん飲んでない!」
とキッパリ。
「記録では残ってるんですけどね・・・」
と困った様子の看護士さんですが、それなら座薬とか浣腸とか・・・
と提案するのですけどすべて拒否。
しかし、その後は
「痛い痛い・・・」
「腹も痛い痛い・・・」
と一人でブツブツ・・・。
どないやねん!?
めんどくさい人を相手する看護士さんを見ながら、大変やなぁ~って思います。
アノおっさんは、どないしてほしかったんでしょうね?
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