2017年10月17日火曜日

真剣な相談

真剣なんですが、とても困った相談がありました。

頸椎を痛めている方からのお話ですが・・・

介護保険を使ってサービスを受けているそうです。

一番助かっているのは、入浴のお世話をしてもらうことなのだそうですが・・・

相談内容は、その入浴のこと。

「ヘルパーさんによってしてくれることが違う」

というのです。

何が違うかというと、洗い方に差があるというのです。

「さて?どういうことなのか?」

と思い、詳しく聞くと、下腹部を洗ってくれるか否かの違いだというのです。

冗談を言っているのかと思っておりましたが、相談者はとてもまじめに話しておられまして・・・

「首が前に曲がらんから下の方が見えんのや!だから、自分では洗えんのや!」

と必死に訴えるのです。

あるヘルパーさんは、丁寧に洗ってくれるのだとか。

しかし、別のヘルパーさんは、全く洗ってくれないのだそうです。

「洗ってくれへんか?」

とお願いしても洗ってくれないので、洗ってもらえるように頼んでほしいというのが相談の趣旨でありました。

相談者は真剣であり、相談者にとってその内容は切実なのです。

しかし・・・

それを私が誰に言えばよいのか?

そして、それをお願いすることが適切なのか?

判断が付かないので

「自分で言ってください・・・」

としか言えませんでした。

内容が内容ですからね・・・。

しかし、相談者の要望事項は正当性があるのか?

ヘルパーさんは、その要求に応じるべきなのか否か?

こういう話って、誰に聞けばいいんでしょう?

まず、それがわからないです。

議員活動14年を過ぎ、最も難しい相談かもしれません。

とても真剣だから、こちらも真剣に考えてしまいます・・・(-.-)

1 件のコメント:

  1. 通りすがりに失礼します。訪問介護の関係者です
    本件は、入浴介助を実施する際によくあるトラブル?苦情の類いです。本来の介護保険の意味(意義?)から考えれば、自立を促すという意味では陰部の洗浄は見える見えないよりも、手が届いて洗えるか洗えないかと言う事になります。
    ヘルパーによって確かに差異はありますが、どこまでが出来て、どこまでが出来ないかのアセスメントの再検討が必要な事案なので、この場合は「担当のケアマネージャーさんに相談してみてはどうですか?」が妥当かも知れません。
    下世話な話しですが、一部の利用者の方には入浴介助を違う意味に意図的に利用されようとする方があります。特に密室で二人っきりとなるので、ヘルパーも精神的な苦痛を伴うケースもあるので難しい問題です。最近は自宅での入浴介助は減少し、デイサービス等で入浴されるケースも増えていますので、そちらを提案されるのも良いかもしれませんね。

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